自分語り失礼。
最終的に辞めざるを得なくなり、しばらくカードのキャッシングで生活費を賄っていた。
まだグレーゾーン金利などが社会問題化される前の話で、金利は高く、しかも当時は金融に関する知識が何もなかったため、返済方法はリボ払いであった。
借金はあっという間に50万円ほどに膨れ上がり、ついにキャッシングもできなくなり、その日に食べるものを買う金すらなくなってしまった。
そして生活保護受給に至った。
私は正直に「ある」と答えた。
生活保護費から借金を返すことは認められていないが、でも返すしかないですからねぇ、といった感じで借金返済は黙認された(債務整理は勧められなかったと思う)。
それから私は毎月15000〜20000円ずつ律儀に返済し始めた。
なかなか元金が減らずイライラしたが、自分がした借金なので仕方がないと思った。
数年後、無事にすべての借金を返済した。
あのときの達成感は忘れられない。
そして二度と借金はしないと誓い、10数年経った今でもそのときの誓いを守っている。
借金返済している間は、もう永遠に返し終わらないのじゃないかと思ったり、自分に対する失望感だったり、悔しさを感じていたりしたが、数年かけてでも完済したことは今でも自分の中に自信として残っている。
債務整理も否定はしないが、元増田の話で気になるのは、もともと40万円+αだった借金が300万円にまで膨れ上がってしまった経緯だ。