自転車を使った交通事故詐欺(当たり屋)行為が増加して以来、自転車=詐欺師の凶器と扱われるようになったが、少し冷静になろうよ。
大体自転車を使って交通事故詐欺する人間なんて1000台中1台あるかないかだ。
確かに日本の自転車の交通事故は外国に比べて多いし、自動車事故の次に多いと思う。もちろん、免許とか強制保険がなく、車両のコストの安い分あのハードルは低いだろう。
しかし、だからといって「自転車を公道から排除しましょう!」という考えに思考を飛躍させるのはおかしいと思う。
これは例えていうならば、同じく1000台の中で1台あるかないかの、民度のなっていないドライバー・保有者だけをとって、白一色、黒一色のラグジュアリー車を公道から排除するという発想と同じ。多数派と少数派の比率を考えていない、馬鹿馬鹿しい話だ。