2017-07-26

獣医学部必要なのは四国ではない

まず獣医師管轄する農政局

北海道東北関東北陸東海近畿中国四国九州の8つに分けて管轄しています

それぞれの管内の人口獣医学部の数と定員は以下のとおりです。

北海0500万人 3校で200人(道大40+帯畜40+酪農120)

東北0900万人 2校で150人(岩手30+北里120)※北里の一年生は相模原キャンパス

関東5000万人 5校で385人(東大30+農工35+麻布120+日大120+日獣80)

北陸0500万人 0校で0人

東海1100万人 1校で30人(岐阜30)

近畿2100万人 1校で40人(府立40)

中四1100万人 2校で65人(鳥取35+山口30)

九州1300万人 2校で60人(宮崎30+鹿児島30)※九州沖縄は含まれ

四国中国四国ブロック管轄であり、中国地方に2つの獣医学部があるので

中国四国ブロックでは空白でないのです。空白なのは北陸なのです。

もともと日本に16しかない獣医学部日本人口の30分の1の四国

存在してなくても、それがおかしいとは言えないのです。

近畿地方人口2100万人でも1校しかなく、他地区と比べても少なすぎる。

東北中国四国九州に2校ある事からすれば、近畿に2校目の開設こそが格差解消のはず。

しか人口2100万人の地区で2校目は許されず、人口1100万人の中国四国地区での3校目が認可された。

これのどこが獣医学部の偏在を是正する方向なのか?

さら加計学園の定員は獣医学部4~5校分に相当する160人。地域格差是正どころか格差拡大するだけ。

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