Web上に投稿される写真・画像の中には投稿者によって、非美形な容姿,特に顔の輪郭や凹凸がぎこちないものはそのまま掲載されず画像加工ソフトにより編集されることが多い。本研究の目的は画像加工ソフト(PhotoShop等)を用いて表現されている本来は整っていない顔に対してフィルタリングを行うことである。
提案手法では美形・非美形な人物の顔が含まれる画像をドメインごとに収集およびタグ付け、加工度合いごとに機械学習し顔の分類器を作り,不体裁な顔をフィルタリングする。提案手法の有用性を評価する実験をネットで収集した「サンプル画像と(会員登録して見られる)実際の映像とで美形さが異なるAV女優」Top10を使い行った。