2017-05-27

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豊田市民芸館・民芸の森」と「豊田市近代産業とくらし発見館」に行ってまいりましたわ。

豊田市民芸館・民芸の森」はたくさんの建物があって、それぞれで展示がされていました。

いえ、建物のものも展示物ですわね。

民芸の森では明日イベントがあるらしく、たくさんの人が作業をされていて、

通りかかると快く挨拶をしてくださいました。

このあたりでは民芸と陶磁に造詣が深い本多静雄という方が活動していらして、

彼に招かれるようにして加藤唐九郎氏ら、著名な陶芸家があつまって

コミュニティを作っていらしたそうですの。

民芸館のひとつでは陶芸家河村氏三代の作品企画展で展示されていました。

ひとかかえあるラスター彩壷が綺麗だったのですわ。

棚に並べて置かれていて三百六十度から観察できなかった点は残念でした。

建物では旧井上西洋館という建物が興味深いです。

二階建てで三つの部屋があるのですが、机と椅子ばかりで生活感が

まったくありません。

明治時代西洋館は打ち合わせ用で、生活の場は和風屋敷だったという

本で得た知識確認できましたわ。

陶芸などの教室では多くの人が活動されていて、活気がありました。

豊田市近代産業とくらし発見館」は豊田市生産されていた生糸関係の展示をメインにしています

ちょうど実習室で生きたお蚕さんの展示がされていて、

いきおいよく桑の葉をはむ白い芋虫の姿が観察できました。

バリバリバリとはっきり音が聞こえることに、とっても驚きましたわ。

昔の養蚕農家はこの音と一緒に生活していらしたのですね。

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