ってはなし。コンビニ弁当を作るおばちゃんの仕事は経済的合理性から奪われないよって話ね。
それはたしかにそうなんだけど、それって別段「苦しい労働者の仕事が奪われなくてよかった!」って良い話でもなんでもなくて、キャリアアップのルートをふたされたって話なんではなかろうか。そのうえ、流通や在庫管理や販売管理のほうはAIで制御されるようになり、現場での労働はクロックワーク的窮屈さになっていくだけだと思うぞ。
「雇用が奪われる」って言葉を聞くとどうも、いきなり解雇されて路頭に迷うようなイメージが脳内に浮かぶけれど、仕事を効率化されるツールが導入されて正社員のやってた作業が非正規でもできるようになったとか、五人の職場が四人になっちゃったとか、給与計算を外部の会計会社にアウトソーシングするようになったとか、そういうふうにジワーっと真綿で首を絞めるようなケースのほうが多いし、リアルな未来なんじゃないかなあー。って思うんよ。
低賃金労働者の職を奪わない、なんてことはないと思うけどね。 ただ一昔前に言われてたような低賃金の単純労働はロボットによって奪われていき 我々高付加価値の人間様による知的で...