ブコメの考えを聞きたい。
賃金労働者の4割が非正規だという。過半数ではないが、かなりボリュームのある有権者層だと思う。これにブラック企業で働く正規労働者たちも仲間に加えたい。
そしてこのイシューは、本来、現代日本において、最も多くの人が関心を寄せるはずの、最も大きなイシューのはずだと考えている。
本来、一致団結さえできれば確実に勝てるだけの人数が労働待遇の問題で苦しんでいるのだ。
だが実際にここが争点になることはほとんどない。
みな自分の困ってることについて政治に要求するのはおこがましいと考えているのかもしれない。
自分が困るのは自己責任であり、政治の責任ではないから、政治に労働待遇の改善は要求しないというわけか。
非正規たちがそんな遠慮をしている間に、正規労働者さまたちは祝日を増やし、プレミアムフライデーを増やしているのに。
そんな遠慮を放り投げて、ここで実際にどの政党が勝てば、非正規やブラック労働者にとって良い世の中になるのか、ブクマカたちの考えを聞かせて欲しい。
経済政策で全体の賃金を増やすべきだ、アベノミクスで自民党だ、という考えもあるだろう。
いや、自民がここまでやってきたことで非正規が生まれたのだから対抗馬の民進だ、という考えもあるだろう。
いや、労働問題について最も真剣に取り組んでいるのは共産党だ、という考えもあるだろう。
票が分裂しても仕方ないから勝つ自民党にいれた上で声を上げていこう、という考えもあるだろう。
そう。意見は分裂するのだろう。
だが、その上で改めて、このイシューに向き合う我々は「どの政党に入れるべきか?」について、改めてブクマカたちの考えを聞いてみたい。