今回はコミックウォーカー
寿司も食物マウティング(食べ物に関する経験や知識などで優位性を築こうとすること)ではよく挙がる奴よね。
寿司をどういう順番で、どういった配分で食べるかってのは悩む人は多そうだ。
回転寿司とかの大衆食堂でマナーですらないことを、他人にどう評価されるかという点で気にしすぎても仕方がないとは思うけれども。
肝心の主人公はというと寿司以外を食べていて、しかもラーメン食べたときの評価が「これよりまずいラーメン屋ある」って、とんでもねえ褒め方だ。
つまり「ラーメンをメインでやっている店と肩を並べられるポテンシャルがある」っていうことが言いたいんだろうけれども、もっとマシな褒め方あるだろうと苦笑した。
寿司食べないのは、実はワサビ苦手なので寿司苦手だったということなんだが、サビ抜きとかもありそうなもんだけどなあ。
まあ、それはそれとして、そんな寿司苦手な人でも食べられるものがたくさんあったり、子供が喜ぶようにデザートがあったり、現代の回転寿司店のフットワークの軽さは大衆食的として悪くないことだと思う。
やらなければいけないことを、やらないまま終えることは、それはそれで難しいってことが分かるエピソードだったね。
もちろん、やらないまま終えることで相応のリスクがあったりするからなんだけれども。
要はやり遂げられるかどうかではなく、どのタイミングでやるかってことで資質が問われるわけだ。
今回、独特のセリフ回しもキレている印象だったね。