オタクの閉塞感は昔から苦手です
日本人全般に言えるのかもしれないですが
異物に対して開くことのない
自分たちとの同質性に耽溺する人々を意識するのはつらいことです
オタクの人たちというのははみ出し者の集まりという自覚を持ちながら同時に
自分たちの世界というものを形成して強い排斥作用をみせるから
そこが鼻につくのかもしれません
彼らは呪いをかけながらも呪いの対象の人々たちと同質の
態度をとっているのです
生理的に異物に対して拒絶し排斥しようという運動を生じてしまうタイプの人たちは
オタクにせよそうでない人間にせよ
どうも大多数の人はそのタイプなのかもしれないのですがあまり
好きにはなれません
あらゆる人を受け入れろなどとは言いませんけれど
あからさまなその拒絶の態度をもつことはもちろん
そのような感覚を持ってしまうことに自責の念が生じないという自己を
無反省に受け入れているような存在はあまり身近に
起きたくないというのが正直なところです
インターネットのような名前が見えない世界ではもしかしたら
彼らはオタクではなくて中高生なのかもしれませんが
どちらにせよその無垢な攻撃的態度はぜひとも
滅するべきものであると心得てほしいものです
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