2016-09-14

古参オタクは劇中で歌を流す手法に慣れていないのか?

はてブにいる古参オタクの「君の名は。」への反応を見ているとどうもそんな印象を受ける。

最近オタク系のコンテンツを見ているとわかるがこの類の「劇中で歌詞つきの伴奏をかける」という手法がわりと普通になっている。


最もわかりやすいのが、澤野 弘之である

進撃の巨人アルドノア・ゼロで顕著だった。


また、若干毛色が違うがゲームペルソナシリーズもその一環である

ペルソナ3や4はゲーム中にバンバン歌詞のある曲がかかる。


RADWIMPSが旧来のオタクからの評判があまり芳しくないというのは何となく見て取れるのだがどうも言及が少ない。

君の名は。」を見るとわかるが、作品全体を通してかなり緻密に劇伴を主軸にして映像を作り上げている。

前半のコミカルシーンの頂点の前前前世や後半の転んで立ち上がる際のシーンや隕石衝突のシーンにかかるSparkleは話の持って行き方、画面にドンピシャタイミングで写る彗星などあまりにも見事だった。


物語区切りテンポのものまで音によって明示していたりする。

隕石衝突直前のパキーン!というSEと、三葉に再度戻る時になるパキーン!という音は観客に明示的に三幕構成であると伝えるようとしているにすら見える。

もっと音を主軸にした評論を増やしたほうがいいかもしれない。

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