Windows10への強制アップグレードは、果てしない愚策だ。
これが延長サポート終了時ならば、ネットワークのセキュリティを維持するための施策として、理解できる。
しかし、延長サポート期間中に提供されるセキュリティパッチに、強制アップグレードパッチを混入させるこのやり口は、最悪だ。
現在OSシェアの50%程度は、Windows7/8.1が占めており、それらのOSを使っている「10へのアップグレードを回避したいユーザー」の多くは、自動更新を無効にしている。
ある日、パソコンを起動したらWindows10に変わっていた、なんて目には遭いたくないからな。
しかし、その中で、どれだけのユーザーが緊急性と重要度を確かめながら手動でパッチを適用する作業をしているんだ?
この強制アップグレードのやり口が、ネットワークに繋がれたパソコンをどれほど危険に晒していることか。
いまや、ユーザーコミュニティでは「自動更新を有効にするのは情報弱者」という認知すらされているんだぜ?馬鹿な決定したもんさ。
Windows10では、更にMicrosoft Updateの融通が効かなくなっている。
これからも、この「無能な働き者」であるMicrosoft Updateに付き合っていくのかと思うと、心底うんざりだ。