■

女が働き易い社会になるといいなーって話には「専業主婦になりたい女もいる」みたいなのが付き物で、なんか「バリキャリで働きたい女」VS「働きたくない女」の構図を勝手に作られることがある。

いやー働きたいかどうかでいったら、そりゃ大概の人間は働きたくないでしょ。働かなくても金が入ってきて何の心配も無く暮らせるなら、誰だって働きたくない。

じゃあみんな専業主婦になれば解決なのか？

けど専業主婦は、「働かなくても金が入ってきて何の心配も無く暮らせる」って状態のことではないよね。

「他人の収入だけを頼りに暮らす」ってことだ。

それを解ってない人が女でも結構いる。

夫が解雇されたら病気になったら死んだら、うまくいかなくなって離婚したら、究極機嫌を損ねたらストップする収入。

自分にコントロールできないものだけをあてにする生活が安心か？

逆に言えばどんな堪え難いことがあっても別れられないってことでもある。

自分なら怖いな。

性格もあるから専業で全然怖くないよーって人もいるだろうけど、怖いと思う人・怖いってことに途中で気がついた（けど手遅れだった）人も大勢いるはず。

むしろ今専業主婦やってる人こそ将来何かの事情で働かなくちゃいけなくなった時に社会が「働き易く」なってた方が助かると思うんだよね。

女が仕事し易くなって損する女なんていないよ。

そんでどれだけ仕事し易い社会になっても妻に専業主婦させたい男は絶滅しないから専業主婦になりたい女子は安心して。

命綱全部相手に握られても怖くない胆の座った女子と妻に専業主婦させたい男子は安心してマッチングして。

Permalink | 記事への反応(2) | 02:58

ツイートシェア