下せないのが辛い。
毎週男と飯食いに行ってるのに肉体関係がないから「不倫じゃない」と言いきったり、離婚協議の最中に怒鳴り散らすくせに「じゃあ録音します」というととたんに丁寧口調で話し出したり、離婚が決まってから家族の口座から金を引き出して、2万近いエログッズを通販で買ったりしてやがるクソ元嫁(今日から元)。
そのくせ、事あるごとに「子供はあなたに任せるんだから、今までを反省して、立派な父親になってくれないと私が安心できない」といいやがんの。子供を置いていくって言い出したのお前じゃねぇか。
離婚後の生活は生活保護を受けるって言い切ってるくせに、「今まで苦労した分のお金をくれ。15万。借用書は書いてやる。不正受給はしたくないからな」とかそれ、返す気ねぇだろ。
こういうとき、普通なら裁判とかで慰謝料を、とかそういう流れなんだろうけれど、裁判や調停になると時間がかかる。多感な中学生の息子を抱える身としては、あまり醜態を見せたくない。別れるならとっとと別れて、子供との新生活組み立てに力を尽くしたい。
「今までの優しくて楽しいお母さんのイメージが崩れていくのが辛い」って泣く息子に、これ以上あいつの姿を見せたくない。
どこへでも行ってくれ。そして勝手に死んでくれ。できれば俺の手で。とかも思ってしまう。
そう思うけれど、何もしないことにした。
「お父さんはそれで良いの?」と息子に聞かれた。
辛いんだぜ。腹立つぜ。でもね、自分がスッキリするために子供に醜態を見せたくないんだよ。と言えないから、
「お父さんは、息子と暮らせる生活を勝ち取っただけで充分だよ」と格好つけてる。胃に穴開きそうだけど。