2016-02-08

孤独氏の始まり

今日会社をズル休みした。

朝起きたら、なんとなく行く気がしなかったから。

朝ごはんを食べたら、すぐ布団に戻り。二度寝

そして、さっき目が覚めた。

ぬるめの白湯をグイと飲んで、ノートパソコンを開きFacebookざっと見てみる。

これもなんとなくだ。

故郷の知り合いの投稿が目立った。

家族が増えた。

地元自警団寄り合い

親戚一同との宴会

地域の習わしのによる、ご近所とのイベント

どれも酷く懐かしい。

そりゃそうだ。

そこで生まれ育ったのだから、この時期にそれらを経験してきた。

寒い空。石油ストーブ匂い。たき火の匂い甘酒匂い

みんなは、ちゃんと家族を作って、子供たちに経験させてるんだな。

ふと涙がこぼれる。

今、俺は東京で一人だ。ありがたい事に、普通以上の暮らしができている。

でも家族はいない。嫁。子供

全ていらないと、仕事に全力を注いだが、人生が残り半分だと実感すると、さみしさに押しつぶされそうになる。


おやじ。おふくろ。

ちゃんと見とるからね。

この世に生んでくれたお礼だ。

でも、ごめんな。

我が家の姓は、自分の代でおわる。

そして何十年か後、ひっそりと命を終える。

一人か。

これが家族を作る事を怠った罰なんだろうな。

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