フェミニストの気持ちを想像するに、性をアピールの対象にすると、女性は仕事ができなく自分で決断することができない従属的な性だ、という偏見を受けるようになると恐れているのではないか。
全く根拠のない話ではない。セクハラという言葉が定着し、職場での性的な嫌がらせが恥ずべきものだとされたのはたった過去20年の話だ。いまでもセクハラが悪いことだと心の底から納得しているわけではない上級管理職の立場の人はそれなりにいるだろう。フェミニズムの偉大な成果である男女雇用機会均等法がなかったら、女性は今でもお茶汲みして、30過ぎたらいつになったらやめてくれるんだろうって男性社員から思われるような立場だろうしね。