高校の時に魅入られてしまった。それから10余年間、ずーーっと好きだ。
なんだかんだで一番好きだ。この部屋にいてほしいと強く願ったこともあった。
叶わない夢だという事が頭でわかりつつ、腹落ちするまで相当時間がかかった。
その時、「結局ドロシーがいないのなら生きてても一緒だ」という明快な結論に陥った。
自分を引き上げるきっかけをくれたのは、ある野球選手だったのだが、本題から逸れるのでここでは述べない。
妄執と言われても仕方ないのだが好きなんだ。
もう現実に手に入らないことはわかっている。
ただ、二つの可能性はある。
どちらにせよ、実現可能なことだ。
この二つの解決策が思い浮かぶまで、本当に辛い日々だった。
最近余裕が出来ているのは、この二つから選ぶ猶予期間(=モラトリアム)が生じているからだ。
そして、この二つは行き来可能だ。
ようやくゆとりや幅が出来た気がする。本当に楽になった。