2015-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20151008233651

画面が大きくなる→電力食う

速度が早くなる→電力食う

使うアプリが増える→電力食う

軽くする→電池小さくなる

という三重状態がいまのスマホの状況で、かろうじて、画面が大きくなる→電池スペースが増える→電池やす(重くなっても大きいという理由ごまかせる)というのが最近の流れだ。

抜本的な改善には電池を同じサイズと重量でパワーを2倍、3倍としていくしかないが、

・あたらしい物質発見しなくてはならない、

・そのあたらしい物質をつかった電池が、いまと同じぐらいの価格と量で生産できなければならない

・そのあたらしい物質は安定して長期に供給可能な材料で無くてはならない

安全でなくてはならない。

の点はクリアする必要がある。

ここ100年ぐらいで、世の中で量産し広く使われた充電式電池は大雑把に言って(派生の細かいのは除く)

Pb(鉛)バッテリー → ニッケル電池カドミウム水素吸蔵) → リチウムイオン電池

の3種類ぐらいで、未だにPbバッテリーは現役だ。体積あたりのエネルギーが増えるほど危険も増すからだ。ニッケル水素リチウムイオン電池だってけっこう爆発したり発火したりしている。いろいろな努力安全性を高めてはいるが、エネルギーが増えれば増えるほど危険なんだから

ということは、30年に一度ぐらいのペースということ。

加速度的に化学分野や計算機が発達していてもそんなもん。

リチウムイオン電池が普及し始めてまだ15年ぐらいだから、あと15年ぐらいはかかるんじゃないかなと思う。

まあ「発見」するタイプ技術からわからんけど。

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