2015-09-02

行き過ぎた英才教育

母は、海外に住んだりいろいろしていたバリバリ英語教師

「私の子供は絶対世界に通用する子に育てるのよ!」と当初から息巻いていたらしく、

第一子だった私に、母は普段から英語で話しかけたりしていた。

私も、どんどん母の教えた単語を覚えて行ったらしく、母はかなり鼻高々だったらしい。

そんな母の自慢の私は小学生に上がった頃、大きな壁にぶち当たった。

それは「カ タ カ ナ」…というか、外来語

結局うちの母の発音が良すぎて、正しい外来語が身につかなかった。

ハンバーガー→ハンバガ

ケーキ→ケィク

ライオンライアン 等々

だと思ってたので、まあ、カタカナでひっかかるひっかかる…

幼心に「英語が喋れても、普段喋ってる言葉日本語)ができないとだめなんだ!」って

すごく強く思ったのを良く覚えている。

どうやって克服したのかはあんまり覚えてないけど、多分学年が上がるごとに普通に色々分かっていったんだと思う。

小学6年生の時、「スパゲッティー」のことを「スパゲリィ」って友達の前で言ってしまって、

赤っ恥をかいたのが最後だった。

今では笑い話なんだけど、あの時は本当に悩んだなぁ…

母のお陰で、英語大分得意になった。今ではありがたいことに英語を使う仕事についている。

でも、私の件で学んだのか、結局母は妹たちに対しては普通に日本語で育ててたw

  • 最近英語で(といってもカタカナ英語で単語も間違ってる)子どもに話しかける母親をよく見かけるが、その走りかねー。 なんかその手の教育本が流行ったりしたのかな。

    • むしろ一昔前の流行だと思う。 今は「まず母国語をしっかりと定着させるべき、母国語を疎かにして第二言語ばかり教えるのはどちらも低レベルになる危険性がある」 ってのが流行り。

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  • 同じように小さい頃から英語の英才教育を受けて 日本語もそれなりにできるし、英語も完璧に発音できて理解できている(と思う)んだけど それぞれ別の回路で処理しているのか、英語...

  • 英語圏住んでてこっちで子供産まれて育ててるけど、注意されたのは「言語の基礎ができるまでは、子供に話しかける時に言葉を混ぜちゃだめ」ってことだった。英語なら一貫して英語...

  • うわ〜同じような経験したよ。 私も英語は英語、日本語は日本語の発音で育てられてきたんだわ。 で、幼稚園児の頃、ともだちの言った「アップルジュース」の意味がわからなかった。...

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