2015-08-30

まだ間に合う。どんな本でも使えそうな読書感想文

小学校低学年向け、原稿用紙4枚分を想定。

タイトル】どくしょかんそうぶん○○をよんで

わたしは、このほんのだいめいをみたとき、とてもいやなかんじしました。

なぜいやなかんじがしたかといえば、それはなにかみえないきょだいなちからうごたからだとしかわたしにはおもえません。とにかく、とてもいやなかんじがしたのです。

よみすすめるにつれて、それはかくしんにかわりました。

まず、ものがたりのぼうとうで、しゅじんこうがああいうこうどうをとるとはゆめにもおもいませんでした。

まさか、かようなてんかいになるとはわたしのみじかいじんせいけいけんからそうぞうもできず、ほんをよみながらおもわずのけぞってしまいました。ちょっといいすぎました。

そして、ものがたりのちゅうばんは、さくしゃのいいたいことがおぼろげながらもみえてきました。

そのおぼろげな、きりのようなもののなかでいっぴきだけ、ひらひらとまうモンシロチョウをとらえようとするかんかくにもにた、げんそうてきかつ、げんふうけいてきなたいけんは、わたしをいわゆるぶんがくのがけっぷちにつれていってくれるような、こわくて、むりょくなたいけんでした。

ああ、このいやなかんじはこういうことだったのだなあとしみじみおもい、そのよるおかあさんに

「おかあさんってこわいものあるの?」

ときいてみたところ

「おかあさんはおまんじゅうがこわい」

といっていたので、つぎのひおかあさんをこわがらせようとおまんじゅうをおこづかいでかってきて、そっとちゃぶだいにおいておいたら、おかあさんは

「ああ、まんじゅうがこわい! こわい!」

ととてもこわがって、あわてて食べてしまいました。おもしろかったです。

それはさておき、わたしはいつもこくごのテストで「さくしゃはなにをおもっていたでしょう」とか、「さくしゃのきもちになってかんがえなさい」というもんだいがとてもにがてです。せんせいもごぞんじですよね。

だって「しめきりまにあわない」とかぜったいおもっているのに、せんせいはこのこたえじゃまるはくれませんよね。

せんせいはよく

「ひとのきもちになってかんがえなさい」

とわたしたちにおっしゃいますが、せんせいはわたしたちのきもちになってかんがえたことがあるのでしょうか?

ちなみに、このどくしょかんそうぶんのさくしゃであるいまのわたしのきもちをこたえなさい(ごてん)

せいかい

「にちようのごごに32さいにもなっていったいなにをやっているんだろう」

です。どうですか? せんせいにはわたしのきもちがわかりましたか

こんなことをいうとせんせいはおこるとおもいます。またわたしのあたまをでっかいさんかくじょうぎのかどでコツンとするきでしょうか。

だけどにんげんはけっしてひとのきもちになどなれない、ましてやほかのいきものなどのきもちはけっしてわからない、わかりあえないいきものなのだとおもいます。おもいました。

このほんは、そういったものごとのほんしつをなにかしらかいています

さくしゃはそうおもっていないかもしれないけれども、わたしはそうおもいます

まあ、とにかく、けっこうおもしろいほんでした。とくにこうはんは、クライマックスといったかんじで、いつあとがきはいるんだろう、はいってほしくないなあとどきどきしながらよんでいました。たのしかったです。ぴゃー。

にがっきもがんばろうとおもいました。

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