子供と食事をしていると、大学生風の若者が二人で隣の机に座った。
中肉中背の眼鏡と少しガッチリした青年だ容姿はよくも悪くもなくごく普通。
二人はオタクらしく、少し早口で大きな声でブリーチなどの萌え語りや、自分の萌えキャラの不遇への愚痴、でも生きててくれたらそれでいいなど色々楽しそうに語っていた。
いかにもライトオタクだなーと微笑ましく聞いていると、いつの間にか話題が自分達がもてない理由になっていた。
俺達どこで人生間違えたのかな
女と付き合えんのかな
隣で容姿は普通だし早口で大声なのを治したらいいのではと思っていると
お前ってよく見たら鼻筋とおったハンサムだしもてると思うで
お前も眼鏡はずしたら目が大きいし
いやお前こそ体もいいし
なんかおもろい会話の流れだと思ったが、食事も終わったので店を出た。