「夫の扶養から外れて働くことには、風俗で働くのに近い拒否感を覚える」という意見にびっくりした。
とある個人ブログで見た文面だ。まずいと思ったのか、いまは消されている(記事ごと)。
ブログ主は主婦の人。子供はいるけどもう成人。旦那さんの収入が転職やら何やらで下がってしまい、やりくりを苦労している記事が多かった。少ない収入でも貯金もしてて、子供も奨学金使わずに大学を出して。我慢強いし、お金の管理も上手い人なんだと思う。
パートはしてて、仕事すること自体が嫌なわけでは無いようで、もっと働いて扶養から抜けようか…でも…と悩んでいる記事を何回か書いてた。
フルタイム勤務+家事だと体力がもたないとか、家族に負担をかけるとか、扶養を抜けると手取りが減る、というような記事は他の方のブログなんかでも見かけたから、悩んでることは別に気にならなかったんだけど、ある時書いていたのが、上にあげた拒否感。
ああ、この人にとって自立は恥なんだ、とすごくびっくりした。
だから旦那さんに愛はないと書きつつも、逆に我慢できた面もあるんだろう。
今も、旦那の収入が人並みだったらとか、もっと収入の多い人と結婚すればよかったという事を繰り返し書いている。旦那さんは子育てとか家庭の事には協力的な人なようだ。でも、ブログ主は不安で心細いとお金のことをなやんでいる。多少でも自立心があれば幸せになれた人だろうになと思うけれど、それはこの人の幸せではないんだろう。