2014-09-03

ぼっち飯を蔑まれた話

っていうと言い過ぎかも知れないけど、まぁ聞いてくれ。理系大学院生の昼飯について。

昼は一緒に食べる人がいたら食堂で食べたり足伸ばして店に行ったりするんだけど、

最近はそれぞれ違うタイミングでお昼を取ることが多くなって、1人での昼飯が増えた。

1人で食堂に行ったりもしたんだけど、実験から一度外に出て少し歩くから面倒だし、1人だとガヤガヤしてる周囲が気になって落ち着かない。

どこか良いところはないかと考えて、実験棟にあるロッカーを思いついた。

ロッカーというよりは荷物用の部屋という感じで、広さは6畳くらい。建物自体新築からロッカーも綺麗だし、椅子も置いてあって、ゆったり座れる。

事前に弁当買ってきてここでサクッと食べてしまえば一番効率的だと思ったわけよ。雨の日も濡れずに済むし。

そんなわけで1人で昼飯食うときロッカーで食うようになった。

昼間だから基本的に誰も来ないし、6畳の部屋を独り占めだし、独りが苦でない俺にとっては非常に快適だった。

何ならちょっと時間、独りでぼんやり物思いに耽ったりもして、貴重な時間になってた。

で、ある日に研究室飲み会があって、昼飯の話になった。

その時に何の躊躇いもなく「1人だったらロッカーで食ってるよー」って言ったら、周りの人達絶句

「なんでそんな所で食べてるの・・・

「それはいけないよ・・・

何より辛かったのはみんなの目。哀れみ、蔑んでいるように見えた。

俺としてはロッカーで飯を食うのとトイレで飯を食うのとは全く違うものだと思っていたのだが、そうでもないらしい。

要するに、「皆が食事しないようなところで独りで食事するのは寂しい人で、哀れみの対象」というわけだ。

(ちなみに研究室雰囲気は非常に良く、全員でも、個人個人でもよく飲みに行くので、もともと嫌われてたんじゃないか、という考えは捨ててくれ)

言わなきゃよかったと心底後悔した。別に寂しいわけじゃなくて、友達といるのも好きだけど「おひとりさま」も好き、ってだけなんだ。

もっとおひとりさま」に寛容になってほしい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん