さまざまな立て看板や、掲示板や壁に無造作に張られたビラの数々、サークル活動に打ち込む学生。
意図して目を背け意識しないようにしていた憧憬が、そこに実際にあるさまをまじまじと見せつけられると、予備校のような殺風景なキャンパスと、希薄な人間関係、学問に励むわけでもなく、何の進歩もなかった私のこれまでの大学二年間を肯定できなくなる。
そういった私の二年間は、環境を違っていれば、全く異なっていたといったことは絶対にありえなく、そういった状況を生み出したのは低偏差値大学という環境でなく、私自身の社交性の欠如、積極性の欠如といった個人の問題であると、冷静に捉えることはできているつもりだ。
しかし、どうしても自分が高偏差値大学に通うを想像し、それと今の状況を比較してしまうことがやめられなく、今の大学へ通う必要があるのかという考えに至り、最近は大学へ行くと体調が悪くなり困っている。
まだ大学入学前の高校生諸君は、平日の大学構内にでももぐりこんで、大学の雰囲気を体感して、大学と自分とのミスマッチを避けてほしい。
雰囲気どうこうではなくて、 「ぼくはこんな低レベル校に居るべき人間じゃない、もっと高貴な人間なんだー」 っていうただの妄想バカじゃん?違うの?
分不相応という言葉を知らないというか 軽自動車しか買えない奴が 「僕だってフェラーリに乗りさえすればモテモテ」 「最近は経に乗ると気分悪い」 とか言ってるのと全く変わらなく...