去年夏から入ってきた同僚に批判されて刺される夢を見た。なぜそんな夢を見てしまったか、書かないといけない気がしてしまったので、夢の内容を覚えているうちに書く。
うちの会社に去年の夏かなり出来る人が入ってきた。その人は自分と同じ職種で入ってきたけど、他の職種のことも(自分から見る限りでは)不自由なく出来る人で、即戦力という感じだった。
実際自分の手が回っていなかったところをその人に振ってみたら、自分が見積もっていた時間の半分以下で終わらせてきて、いい意味で化け物だと思った。
その後も、割と大変な実装をその人がやったり、いつの間にか仕事に役立つツールを作ってきたりしていた。
自分は、その人が入ってくる時の前評判や、前述の自分の手が回っていなかったところを自分が見積もっていた工数の半分以下で終わらせてきた時に「ああ、この人は自分より技術的にはるか上を行っている。だったら少しでも追いつけるよう吸収していけるようにしよう」と思った。ただ、思うだけで実行出来なかった。なぜか。
実は自分の中になんとなく話しかけづらい部分があった。まず前述の自分が手が回っていなかったところに関しては、丸投げに近い形で仕事を振ってしまった。どれだけ丸投げかといえば、
そんな状態から、「いい感じに散らばっているコードをまとめ、いい感じにする」という曖昧な事しか言っていなかったのだ。それでも自分が見積もった時間の半分以下で終わらせてきたのだ。
話を戻そう。話しかけづらくなってしまった理由としてを自分の中で考えて出した答え。それは前述の仕事やその後行った割と大変な実装を通じて、ある程度全体を知っていた自分がサポート出来た部分があったのではないかという後悔と罪悪感。また、話したら何か言われるのではという恐怖。
そしてこれが一番でかいのだが、とある新規プロジェクトにその人がメインに近い感じで参加することになった。それは納品日的にもキツキツでこの三が日にも出勤していたりする。
そんな中、自分は年末ヘルプに入ったとはいえ、基本は違うプロジェクトの担当なので、今のところ出勤しないで三が日を満喫出来ていた。ただ大変なのは伺えていた。
なので、自分も出勤して手伝えるところは手伝ったほうがいいのかと思いつつ、休みたかったので、手伝えるところがあるかなど聞きもしなかった。
しかし、その同僚からしたら「自分はなぜ出勤して大変な思いをしているのに、あの人は休んでいるのか」と思うと思う。自分ならそう思ってしまう。
初夢でもそんな感じで、その同僚のソウルジェムが濁っていき、そして批判され刺される(といっても夢なので、痛くもないし血も出ていなかったが)ことになってしまった。
気にしすぎ。 そんなことは上司や経営者から見放されてから気にすればいい。 そして本当にそうなったら転職しなさい。 それ以外どうしようもないんだから。