政治番組や芸能番組、ドラマ、バラエティー等、実在する人が人をおかしくする・影響させる事は多々見られるが
非実在人間が実在人間をおかしくするのであれば、実在人間は非実在人間によって動かされているという有り得ない事が成立してしまうのではないか?
例えば、棒倒しを行うには、実在する人が棒を動かさなければ棒は倒れない。
非実在人間はその棒に触れる事ができないだけでなく、音や絵を通しても棒に何ら影響を与えることが出来ないからだ。
つまり、ドラえもんやサザエさんといった非実在人間は人を動かす事ができない。
非実在人間が人を動かすには非実在人間を動かす実在人間の存在が必要になってくる。
それが煽情家というものだ。
彼らはアニメという媒体を通して人に何らかのシンパシーを訴えかける。
これはアニメを媒体とした実在人間から実在人間への政治的運動のそれだからだ。
アニメに思想や思惑を吹き込む実在人間の存在が、結果として人を動かしているのに過ぎない。
すなわち、アニメは人をおかしくするというのは前提条件として“人が動かしている状態”でなければならない。
人が動かすアニメは政治的や宗教的な思想・思惑によって人を何らかの影響下に動かす事が可能だ。
しかし、棒倒しのようにアニメ単体では何の力も効力も持たない。
宗教依存とか政治依存とかネット依存とかセックス依存とかといった依存症の類は間違いなく実在する人を通して発症する。
感染病だって、人から人に、あるいは動物から人にしか感染しない。
アニメという非実在人間から政治的シンパシーを感じ取る事が出来るのは、そのアニメに吹き込む実在人間が問題であり、
アニメ単体にその力がないことは、前述の例を見ても明らかだ。
דアニメは人をおかしくする” ○アニメは底辺層向けの娯楽なので頭のおかしいやつが集まっている