2012-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20121021204816

ままある。

そして、わかってない人間が口を出すと、ろくなことがない。

すこし大げさな言い方をすれば、半導体製造のクリーンルームの基準で土木工事の業者と話をしたり、製薬工場の基準で農家と話をしたりな、向こうが納期や強度や品質の話をしてるのに、「1平米あたりの空気中の微粒子の数は~」みたいな話を振る。

しかも言ったもん勝ちで、わけのわからないプロジェクトが始まったりする。

ちょっとでも現場を知ってる人間には、

カラーテレビの普及率と平均寿命の伸びには優位な相関がある!つまりカラーテレビ寿命が伸びる!」

くらいにいい加減な話だとすぐわかるんだけど、号令をかける部署が強かったりすると、もう悲惨

よくわかってない人の号令で、製造部は粛々と言われるままにモノをつくり、品質管理部も粛々と検査をする。

いついつまでに商品化という大前提スケジュールが動き、そのためには実生産スケール工場を動かすのはいつということが決定し、製品開発のための基礎検討時間は足りず、そのぶんは下請けに丸投げし、投げる人間無知で、しかしモノは出来上がる。

品質の程も、需要があるかどうかも別として。

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