キミはびっくりするくらい周囲が自分の言う通りに動く瞬間に立ち会ったことがあるだろうか?まずこの現象を考察しなきゃ何も始まらん。
勢いのある人間に周りはついてくるもんだ。誘惑にも負けず生涯にも折れずに自分の思う道を強く指し示せる人間。それをビジョナリーカンパニーと呼称する。
カンタンなことさ。あきらめなきゃいいんだ。あきらめなきゃ良いの法則。
大前氏はナイキ社外取締役を務めていたことがあるのをご存じか?ナイキ創業者と言えばフィル・ナイトさんだが、この人の名言が「事業を成功させるのは簡単だ。成功するまでやればいいからだ」。
つまり誘惑にも負けず生涯にも懲りずに強く理想を描き描きまくって描くのを止めずに描き続けられるか否か。キミはそれができるのか?
世間体とか趣意の目とか常識とかそんなもんドブに捨てちまえお。くっだらねえモンがくっついてる限りはくっだらねえコトに流されて武士の本懐を果たせまい。
分かるか?ブレない軸が欲しいとどこかで思いつつ周りからも賞賛されたいなんて笑っちまうゼ。敗者の哲学。どっちか取れよ。。
思い描く未来は高く、高く、その未来を強く、誰よりも強く指し続けていれば。否が応にも周りの人々はそっちが気になり始める。強く指し続けられるかどうかが勝負なんだ。そのためには常識にはとらわれてはいけないんだ。
これだけではピンと来ない御仁のためにもう少し具体的にどうすればよいかを言うが、自分という人間存在がいて、周りの流れがあるよな?
その日々の変化を注意深く本当に注意深く実感していると、ある変化に気付くだろう。それは意外なくらい周りが自分の言いなり奴隷になってる時と意外なほどスルーされてしまう時があるってことに。
これはどういうことか。これから人を率いていく立場になる人間は、そのことを考えないといけないんだ。
これを人心掌握「術」とか対人会話「術」として捉えてはならない。むしろ「術」を消したところにそれはある。忍者も「術」を忘れることが大事なんだ。
使おう、使おうとすると相手に気取られてしまう。それは忍びの精神に反する。策を弄するものは策士は策に溺れると言うではないか?