まずここがダウトなんだけど。同じ学歴同じ勤続年数でとっても日本の女性の平均年収は男性の2/3。
http://homepage3.nifty.com/54321/seisyainnochingin.html
これも、女性の大学への進学率はOECD諸国の中では日本は最下位。
これは本人のやる気の問題というよりは日本は女性に男性並の教育資本を投資する国にはなってないから。
ただ、同じ学校の中で見れば、確かに女性の方が成績がいい。それは、女性の方が浪人を禁止される割合が高いのでより安全圏を志望する傾向にあるため、そういう制限が比較的ない男性に比べて同じ学校の中では成績上位になりやすいから。医学部なんかでは男性の数を減らさないために「男性枠」でとったりするから、その傾向は強まる。これもむしろ差別が存在することの証左でしかない。
女性の方が昇進が少ないのも、基本的には選考側(圧倒的に男性が多い)の嗜好の問題。
前に出たがらない女性というのも確かにいる。
けれどそれは(これは理系分野に女性が少ない原因にもなってるけれど)「青い目茶色い目効果」で説明がつく。
日本で差別の解消が進まないのは、結局見た目だけ「機会の平等」が実施されてるからそれ以上は女性個人の自己責任とする風潮のせい。
そんなの何百年もの差別の結果持っている基盤が全然違うのに個人の努力だけでどうにかできるわけない。
啓蒙主義だけではどうにもならないので罰則つきなど強制力のある形でのアファーマティブアクションをやるしかないというのが欧米諸国の出した結論で実際にそれは効果をあげてるけど、日本だと「それは行き過ぎた女性優遇だ」という反対の声が多くて実施できない、という状況でしょう。
これも、女性の大学への進学率はOECD諸国の中では日本は最下位。 ドイツの大学進学率は3割切ってたはずなのでOECD諸国の中で最下位とは思えない。 女性の方が浪人を禁止される割合...
横だけど 大学・短大への進学率の男女差も数ポイント程度。 てきとーにぐぐっただけですぐ見つかったけど http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/gaiyou/html/honpen/b1_s06.html 平成19年度の学校種類...