http://anond.hatelabo.jp/20110519020819
忘れたい具体的な明確な失敗みたいなのって、俺はそんなにないんだけど。
たまに、過去のちょっとした失敗を1人思い出して、「あーっ」て叫びたくなってる。
恥ずかしすぎて半笑いになってる。
会社でも、山手線の中でも、おかまいなしに急に来るから困っちゃう。
あれ何なんだろうな?俺だけ?
きっとじいさんになっても、1人「あーっ」ってなるんだろう。嫌だな。
元増田の忘れたい失敗がどんなレベルかわからない。すげえ重いレベルだったらごめん。
俺は「脳」の奴が原因だと思う。
こんな事言うと、茂木とか言う人の本とかテレビとかに影響されてそうだけど、一切見てない。
これまでの人生を考えると、感覚的に脳から「失敗」についての情報を忘れないように、連絡がくるイメージを持ってる。
携帯のアラームみたいな機能が、脳には組み込まれてんじゃないかな。
それが、スヌーズ機能のように一定期間で、警鐘をならし続ける。
「あんな嫌な思い、お前またしたくないよな?」と脳から言われてる気がする。
PK外した選手だってすげえ悔しくて、次のPK外さないように練習するんだ。シンプルに考えると。
こうやって、人は成長していくんじゃないかな?
何度も脳が警鐘を鳴らしても、それを上回る欲望があったら、クスリとか常習犯になっちゃうんだろうけど。
後は、「他人の脳」に元増田の失敗が残っているかどうか。これも重要だな。
失敗を思い出したとき、一見、すげえ色んな人からクスクス見られてるような辱めにあってる、嫌な気分なんだけど。
結局「脳vs俺」みたいな「俺天下一武道会」だと思うんだ。
俺の失敗って、他人にとっては大きな存在じゃないんじゃないかな。
「他人が元増田と同じ失敗をしないための情報」として処理されているんだと思う。
そこに付随していた辱めてやろうっていう他人の感情は時と共に無くなって、ただの情報に変わって行く。
だから、元増田が思ってるほど他人にとってはたいした事ないものなんだ。
俺くらいおっさんになってくると、むしろ寂しいけどね。他人の中でただの情報になっちゃうなんて。
ニヤニヤ見ている観客なんてひとりもいない。
めんどくさくなったら、富樫先生みたいに休載しちゃえば良いんじゃない。