2011-05-18

東電政府が騙して電力危機を作り出しているという話。

東京新聞(=中日新聞)によると、 

政府東電は、 

そもそもが原発を今すぐ全停止しても電力供給に全く問題がないのに、 

原発政策を維持するために、 

東電の今夏の発電能力に十二分に余裕があるという事実を隠し、 

危機感を煽り節電ムードに誘導した。 

しい。 

http://alfalfalfa.com/archives/3301753.html 

で、軽く計算してみた。 

注) 

数字等の裏はほとんどとれてない。数字ソースは、上記記事及びwebで閲覧可能日経系の記事による 

・各発電設備の総和に対する、実際に稼働可能な発電設備による出力の割合は、てきとーな予測(設備点検及び修理等のためにある程度の期間をおいて、連続稼働させるわけだけど、その割合が不明) 

・kwは、正確には、kwhだと思われる。 

東電発表の電力供給力 5200万kw (4/15発表。7月末見通し。揚水発電400万kw、中電からの融通100万kw計上を含む。この2件を除くと、4700万kw。) 

広野火力 380万kw (全てが同時に発電可能と仮定して最大出力で運転した時) 

広野火力復旧目標 7-8月 (4/22頃時点3・11で2・4号機停止(東電プレスリリースによる。他の機については、運用中なのか、元から停止中なのか不明)、4/22に福島原発の避難地域から外れたため、復旧可能になったらしい

揚水発電能力 1050万kw (総和・最大) 

7・8月の最大需要予測 5500万kw (3/25時点地震の影響による需要減や節電による需要減を含んだ見通し) 

4700万kw + 広野火力最大出力可能 380万kw + 揚水発電最大出力可能 1050万kw

= 6100万kw 

広野火力の現実的に同時に連続運転できる最大出力を60%に、揚水発電現実的に同時運転できる最大出力を80%に期待して、 

4700万kw + 広野火力 230万kw + 840万kw = 5770万kw 

需要予測に対する余剰は5%。

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