2011-02-14

とある大学生最後の言葉です

気がつけば大学4年間なんてすぐ終わると言われたのが、入学当日。

俺の場合「あとちょっとで大学生活が終わってしまう」という言葉が、折り返しの3年生の春から、心の中で続いていた。

内定も出ていて、この春から働く。過労死しない程度に頑張りたいと思う。

俺には大学に入ってすぐに、気になる子がいた。

着てるもの以外は地味な子だった。無口というより、他人に流されているような人間。無感情

ただ、服が可愛かった。そんなんで、好きになってた。

一度だけ、目があったことがある。

それからだ。

近づくだけで、背中毛穴が開いて、痒くなって、そこから汗が染み出す。痒みが、微かな痛みを帯びる。

目に入る範囲を歩くだけで、気取らなきゃ、と焦る。微妙に顔の表情を変えて、無関心を装いながら。

そんな淡い日々も、気がつけば、

俺には一個上の彼女がいて、

あの子は可愛い服ではなく、とっても地味なスーツを着て、大学に通っていた。

最近メアドを手に入れた。時々話もする。

話してて、やっぱりあのドキドキとした感情が出てくる。

でも今、俺には彼女がいて、

天秤にかけても、今の彼女が好きで、

でも、あの子と話しをもっとしてたくって。

違う話になって恐縮なんだけどさ、

もっと難しいバイトをすれば良かった。就活に有利な仕事

今までずっと、家から近いバイトばっか選んでたんだ。

そこで彼女と知りあったのもあるし、仕事も見つかったから、もうどうでもいいけど。

で、最近、体力もちょっと落ちた気がする。

周りの女子も、すこし肌がくすんでるような気もするし、

年を取るのが嫌になってきてる。

やりたいことが、現在たくさんあって、時間が足りない。

昔は徹夜テレビ見ながら酒飲むのが好きだったのに、

今はそんなこと微塵もやりたくない。

何が言いたいかってさ、

俺みたいな奴はたくさんいると思う。

高校から出てきて、ちょっと背伸びしようとして、

根は臆病なくせに、自分は凄い人間なんだ、とか思ってて。

そういう白痴こそが、昔の俺なんだ。

自分について気付いたら、もうこんな時間だよ。

以上が俺の後悔。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん