2011-02-04

茂木健一郎氏による連続ツイート連帯保証人制度世界の恥である」 について

http://togetter.com/li/94785

オレが日本法律関係者に訴えたいことは、民法の「連帯保証」に関する条項の一日も早い削除。銃よりも多くの人の命を奪い、鎖よりも多くの人の自由をうばっている。こんな前近代的制度放置しているのは、国際的な恥である

なぜ「条項を削除」?

民法から連帯保証の条項を削除しても

銀行等が同内容の合意を求めることは止められないだろー。

その合意がただちに無効になるわけでもない。

茂木サンの主張に従うなら、求めるべきは「条項の削除」ではなく「規制条項の追加」じゃないか

つの混同

 連帯保証債務を類型として定める、という意味での「制度」と

銀行不動産貸主の多くが、契約時に連帯保証人をつけることを求める慣習が存在する、という意味での「制度」は

別個のものだ。

 その2つの制度」を茂木サンは混同しているように思う。

 加えて、「連帯保証人制度を批判している割に

連帯」のつかない保証人との差は論じられていない。

 とりあげられている問題のうち、「連帯」のつかない保証なら回避できる問題が、どの程度あるんだろう。

 連帯保証と単純保証も混同して扱われてて、無駄ツッコミどころを増やしている。

 茂木サンは「連帯保証人制度は~」という重々しげな論じかたをしてるけども、

言いたいことは「貸し手は(連帯だろうが単純だろうが)保証人を求めるな」ってだけなんじゃないか

貸し手が悪いのか(放棄)

 この点について思うのは、

保証人を求める貸し手」よりも「保証人になってくれと頼む借り手」の方が悪質だということだ。

・・・という書き出しで、

貸し手批判ロジック

保証人になることは、保証人にとって何のメリットもない。

②そんな保証人犠牲の上でリスクを免れる貸し手はズルい。

と単純化して、

①と②はつながらないんだよー、ってことを書こうと思ったけど、

自分の直感とあまりにあわないので、続ける気力がわかないや。

借り手側に「保証人を頼むときは、友達でも身内でも、保証委託料を払おう!」って提言で締める予定だった。ムリ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん