・Web制作の創成期から10年余りが経過。
→一時のネットバブル崩壊。
→一方で、技術は確実に進歩し、デザインは洗練されていく。
→激務により、技術的/感覚的に遅れた制作者は取り残される。
→加えて、有能な若手の育成は進まず。
→企画から制作まですべて担うような規模の会社は経営が成り立たなくなってきた。
→待遇の悪さや組織内での格差により実力者は転職or独立。あるいは組織の細分化。
→制作会社には名ばかりのディレクターやマネージャーばかりが残る。
→自社内で制作できず、管理するだけの制作会社の増加。
→外注の増加。孫請け、曾孫請けが常態化。
→プロジェクトにおけるコストの肥大化と無意味な作業の細分化。
→企画から制作まで通して創造してディレクションできる人間の不在。
→制作物の質の画一化。
これは映像、ゲーム、広告...どの制作現場も通ってきた道ですが、十数年の間に起こったことと考えると、他の業界とくらべて一連の速度が速い。
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