2007-10-08

http://anond.hatelabo.jp/20071008103328

うむ。コーチング技術、なんてちょっと最近はやったけれども。

子供に魚を釣って与えてやるのか、それとも魚を釣る方法を教えてやるのか。

あらゆるリスクから避けようとしたって、避け切れはしない。それに奇跡的に避け続けたことができたとしても、大人になれば、その子供は一人でそのリスクだらけの世の中に立ち向かっていかなきゃならない。その時、親に全てのリスクを回避してもらっていた状態で、一体どうやって立ち向かえるというのか。そういう子供こそが引きこもりとかになりやすい。

親として子のリスクを避けてあげたい気持ちは分かるが、子はいつまでも子ではない。いつか巣立っていかなきゃならない。守ってやってばかりでは結局、子供は成長する事ができない。DQNを避けたつもりが、避けた結果子が成長しないなら、それは逆にDQNのために自分の子供を潰しているも同義。悔しくないか?そんなのは。

親は子をひたすらに守ってやる、与えてやる、のではなく、(いや、決して少しも守るなとか与えるなとかいいたいわけじゃないが)もし何かあったときに対処の出来る子供にしてやる、それが真の親の愛情なんじゃないか。おなかがすいたとき、親からの餌付けを待つ子供でなく、すいたなら、自分で魚を釣りにいける子供に育ててやる事が、子供を育てるという事なんじゃないか。

DQNが嫌なら、余計にそんなDQNのために自分の子供を潰してやるな。

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