2024-02-18

[] 増田のおかげで公開終了前に観ることが出来たで

ありがとう、RRRぶりの感謝🙏

アキ・カウリスマキ監督引退撤回したのは間違いなく戦争が原因でしょうね

相変わらず優しいほっこりする童話的なハッピーエンドだったけど、戦争だとあのまま二人は死で引き裂かれたりするんだろうな

 

明らかにアル中な場面を見たのに、距離を取ろうとしたり、上から目線アドバイスしたり、裁かなかったのが良かった (優しい)

あと、好きだからぜんぶ許すよじゃなくて、『好きだ』と伝えた上で譲れないところは譲らないのと、

無礼だったのに謝りの電話寄越さないの』って"そこ?!"ってところに怒っていて、気持ちが切れていないのが良かった (優しい)

雑種で名犬っぽくないけどただ寄り添ってパートナーになってくれるイッヌ🐕 (ほっこり。なお作中の犬は監督の愛犬らしい)

見守る人・寄り添うがいても、いろいろ噛み合わなくて結局変われず、想いに応えられなかったり、最悪は裏切る形になるけど、

アキ・カウリスマキ監督が描く男はタフで一途だもんな、君のために決意して変わったぜ !(優しい)

久しぶりの再会のためにもう俺は着ないからって服をくれるおっさん( 優しい) 『お前でもいいって言ってくれる人がいるんだな』 (ほっこり)

 

いい映画でしたわ

 

 

元増田には合わんかったっぽいが、現代社会に対するメッセージを常に投げかける作家なのよね

ひたすら辛い現実をただ見せつけられたり、説教だけされても、ちょっと疲れる

でも、ひたすら無表情でローテーションのコミカルさと『そこ?!』ってなるとぼけユーモア童話的でほっこりする優しい人間賛歌のストーリーで楽しませてくれるんだよね

 

 

『枯れ葉』と波長があった人は、『ル・アーヴルの靴みがき』も超オススメ。そうはならんじゃろっていう特大ハッピーエンド(でも扱っているテーマは重い)

 

ハッピーエンド過ぎるのでもう少しビターな方がいい人は『希望のかなた』。いつもの童話的でほっこりする優しい人間賛歌のストーリーだけど、

エンドだけ違う、重たいテーマに沿った結末。この作品を撮った後に疲れたとか絶望したとか言って監督引退しちゃったんだよね(でも復帰した)

 

ハードボイルドっぽさ(?)が気に入った人は『街のあかり』、孤独な男が女に利用されて刑務所に入り出所するが・・・という話、

いつもの優しい人間賛歌のストーリーだけど、特大ハッピーエンドではなくてほっこりエンド

 

アキ・カウリスマキ監督、今後も作品撮ってくれますように🙏

anond:20240212210635

記事への反応 -
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