2023-07-18

平成なら許されたレベル大人度」で止まってしまった「令和を生きるガキ大人」を見るのがとても悲しい

俺たちが子供だった頃の大人は割りとガキだった。

くその通りだ。

大人らしい大人なんてオイル流れるロボットだ!自由な心を持った大人になろうぜ!」というマヤカシを信じて、ちょいワルを気取ったダセー大人になったまま帰ってこれない人が大勢いる。

運の悪いことに下にはさとり世代がいるのでそれと比較してしまうと「え?あの年齢であの言動って人間として終わってない?」となりがちだ。

本当にキツい。

時代に合わせて「求められる大人レベル」を調整できる余力を残した人達は今どき基準パワハラ回避して動けている。

でもそうじゃない人、不器用なくせにカッコつけようとしてレールから飛び降り、そのままガキクセー大人になって帰ってこれなくなった人達は本当に悲惨だ。

部活の先輩みたいなノリで先輩風を吹かし、昭和平成初期の部活の中ぐらいでしか許されないようなハラスメントガンガンしつつ、たまにジュースを奢っておけば下から尊敬眼差しで見てもらえると思っている。

実際はそんなことはまったくない。

繰り返したハラスメントは恨みノートに蓄積し、限界を超えたタイミング慰謝料へと変換されていくし、自分が得ていると思っている尊敬薄っぺら愛想笑いを本物と信じたい心の弱さが見せる幻だ。

完全に終わってしまっている。

老人であれば「頭がボケて来たようで」とまだ幾分生暖かい目を向けてもらえるが、これでアラフォーアラフィフぐらいだと「まだまだ脳みそ健康だろうから単純に性格が悪いんだな」で切り捨てられる。

不憫すぎるよ。

人間力に生まれつき乏しい人達が、それに見合った生き方を選ぶべき所を時代に流されてしまったんだ。

遊び人とつきあった真面目くんが人生を持ち崩す様を、10年単位の長い長い時間をかけて行ってしまったようなものだ。

ゆるゆると長い時間をかけて下ってきた蟻地獄の深さがエグすぎて、もう今の人生脱出するのは困難な所まで来ている。

彼らには翼がない。

から落ちたら終わりなのに。

可哀想に。

よっぽど力のある人間だったら引き上げられるのだろうけど、多くの人間自分1人が歩むので手一杯だからからそれを見ていることしか出来ない。

助けてやりたい気持ちはないわけじゃないのだが、俺なんかが助けに行けない所まで深く沈んでしまっている。

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