2022-09-11

anond:20220911205430

少女漫画は描いてないけど「漫画の才能」と全般さしての言葉だったか引用した。

うる星やつらめぞん一刻とか恋愛ものも描いてるし。

羽海野チカ先生とか美大はおろか大学も行ってないけど憧れから美大舞台にした「ハチミツとクローバー」を描いてるし、音楽家経験したわけではない二宮知子先生の「のだめカンタービレ」は連載当時、音大生にも人気があった。

物事を繊細に観察したり、読み解く力、それらを物語技法にのせて描き出す表現力の問題のが経験より重要だと思うけど。

経験漫画アウトプットするのが上手い作家さんがいるのはわかるよ、東村アキコ先生岡崎京子先生いくえみ綾先生安野モヨコ先生さくらももこ先生とか。

岡崎先生事故後遺症でもう描いてないけど)

でも結局こういう作家さんたちも経験アウトプットする方の力(漫画にする力)が強いからこそ今も描き続けてるだけだと思うけどなあ。

インプット先が違うだけで、結局最後アウトプットする力がないと続かないと思うし。

そもそも妊娠出産を経て漫画描くのやめた少女漫画家は多いし、他のトラバにもあるけど生存バイアスかと。

漫画ではなく、少女漫画原作に作られたアニメ耳をすませば」とか、原作少女漫画だけど脚本書いた宮崎駿監督は(監督近藤喜文さん)、身内が持ってたりぼん(当時耳をすませばが連載されてた)を読んで話の前後想像で描いてしまって現在アニメのあの話になったらしい。私は深みがない作品だとは思わない。

さらに言うと、現代では少なくなったとはいえ男性少女漫画家もいる事は考慮してるのかなあと疑問に思った。

また、最近イチオシでかつ私の中で歴代の好きな漫画作品牛蒡抜きしてる「スキップローファー」は掲載誌こそ講談社アフタヌーンだけど、少女漫画文脈で描かれた傑作(まだ連載中だけど」なので是非読んでみてもらいたい。

私自身は既婚者で夫と一人娘がいる身です)

  • 横だけど、『スキップとローファー』は読んだことがないが、作者が別名義で書いた『おかえりオーレオール』は最近読んだ。すごかったわ。作者はまじで天才だと思う。

    • 「おかえりオーレオール」も名作だよね。 「スキップとローファー」は上記作品よりコメディタッチだけど、やっぱりキャラクターとその心情の描き出し方の繊細さが流石という感じで...

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