2020-12-17

35人学級は教育サービス向上でなく教員負担軽減策として捉えるべき

35人学級やったーさらに色々な教育サービス要求しようって感じになると、教員の成り手はますます少なくなると思う。

逆に、今回実現したのは、35人学級じゃないと仕事が回らないほど教員に求められる教育サービスが増えたためなのだ理解すべきだ。

から教育が次に手を付けるべきなのは更なるサービスの向上でなく、サービス見直しだ。その一例に部活動が挙げられるだろう。

先日も「動物園」という名称公立中学校教育環境が悪い件が話題になっていたが、私が指摘するまでもなく、その理由部活動にあると思う。

1日当たり2~3時間部活動指導に当たれば、そういう生徒の指導にまで手が回らないのは当然だ。土日に家庭訪問することさえできない。

からといって、部活動時間後に生徒指導までさせるなんて酷だ。先生方にこれ以上残業を強いてはならない。

そもそも教員側に部活動指導強制する法的根拠はない。体裁上は、部活動指導教員自発的意志によるものなのだ

から先生方がそのことを主張してその時間生徒指導なり教材研究なりに回せれば一番いいのだが、同調圧力的なもので難しいだろう。

から、生徒側から変えたらいいと思う。

まり学習指導要領上、部活動は生徒の自発的活動である規定されているだから部活動の実質強制加入から禁止したらいいと思う。

加入者が減れば、教員法的根拠を主張しなくても必然的に、部活動に当たる教員が減る。そのリソース生徒指導にも回せるようになるだろう。

それよりまずは、先生自身余暇を十分に取ってほしいと思うが。生徒指導大事だが、先生自身が元気でないと学校が成り立たない。

とにかく、時間はかかるかもしれないが、そういう教員というリソース適正化が、生徒指導を含めた教育環境の充実に繋がっていくと思う。

国家公務員働き方改革の流れに合わせて、その周辺も改善されることを切に願う。何よりも、公教育を受ける未来の子どもたちのために。

  • 教員負担云々よりも、部活動は民間雇用を奪ってるんだよな。引退後の運動選手の雇用とか。

    • でも引退後の選手とか民間に任せたら淫行しそう 学校もそうだけど、子供預かる機関って第三者による監視が必要だよな

  • 公務員も大変なんだな。 でも安定してるだけまだいいだろ。

記事への反応(ブックマークコメント)

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