昨日、目の前で車同士の事故が起きた。
付近で作業をしていて、衝突音の後に断続して聞こえるスキール音に何事かと思い道路に出ると事故をした2車両が停止していた。
事故のあらましは以下の通り。
信号のない十字路で、細い道の一時停止線で止まっていた車両Aが、右から法定速度+20km/h程度で走行していた車両Bに気づかず停止線を超えた瞬間に車両Bの左側面に追突し、車両Bはバンパープッシュのような状態で反時計回りに反転し反対側の縁石と標識にぶつかり停止した。
車両Aは交差点内で停車していて、運転者は70才過ぎの老人で、パニックからかアクセルを踏んでいたものの、車両前方が潰れていたためタイヤハウスが潰れ部品が挟まって走行不能状態。
かたや車両Bは40代の女性で、こちらもパニックから縁石を跨いだ状態でアクセル踏んでタイヤが空転していた。
距離的に近かった車両Bへ近づき怪我が無いかを確認し、アクセルから足を離すように伝えた。
その後、交差点内の車両Aの老人にも怪我が有無を確認し、近くの退避できるスペースへ車を移動してもらった。
車両Bが直進していた道路は交通量も多く、車両A・Bともに道路を塞ぐ格好で停車していたことと、冷却水などが漏出していたため、車両Aを移動してもらった。
その後、警察へ連絡し、事故発生から約20分ほどで原付に乗った警察官が到着。
待っている間にも通行する他の車両が散乱していた破片を踏み、その割れる音が響いていたため、近所の方にほうきとちりとりを借りて回収した。
警察官へ事故の当事者が誰かを説明し、車両Aの後方で停車していた目撃者にも現場に残ってもらうことをお願いして、自分は次の用事のために現場をあとにした。
2.現場に散乱したレンズの破片や部品類を、警察官が到着前に回収したことは正しかったのか
3.警察官が到着後に説明だけをして現場をあとにしたことは正しかったのか
調べると「車両は動かすな」「現場の掃除はするな」という意見も見つかった。
次の用事までの時間がなかったこともあるが、説明さえすればその予定をずらすことは可能であったし、目撃者には警察官への証言のために残ったもらったにも関わらず、現場で動き回ってしまった自分だけがいなくなったことで、より一層混乱させた可能性はないだろうかと思っている。
警察が到着するまでなにも触らず待っていればいいんだろうか。