2020-01-28

12歳のときに弟が生まれ

転校したばかりでしんどかったときに弟が生まれた。疲れた心を家で漫画読んだり絵を書いたりして癒やしたかったのに、外に遊びに行かないなら面倒見なさいだの、お母さんも出かけるから、代わりに家事をして弟の面倒見てだの。父は交代勤務で、私と同じく人付き合い苦手な人だったから、家帰って一人でゲーム三昧、機嫌のいいときだけ可愛がる人だった。母も不満が強かったと思う。でも、二人で作ったのに、姉だからという理由で、家でのんびりしたい時間を潰されるのがほんとしんどかった。もう一人妹がいてお風呂入れるのは順番だったけど、一人で入りたくて押し付けたら当然妹に切れられた。ひどい姉だった。結果、母から子供を持ったときに役に立つ、特にちゃんはいいお母さんになると言われ、そのとおりだった。二十歳すぎに結婚して、すぐに子供を授かった。面倒見がいいけど、前述したとおり、何もしない分担しない相手には、ぴしっと言って変なストレスも溜め込まない。母に似て、相手や誰かにうまいこと自分タスク分散させて、いい感じに生き長く子育て家事をこなせてる。そして私は、子育てというものがまるで向かない、父と同じく可愛いときに猫可愛がりするのが好きなろくでなしということに気づいた。父は人付き合いが苦手で、ノーと言えない性格で、職場で貯めたストレスを何とかするために一人でゲームする時間が無いと気持ちが持たなかったんじゃなかろうか。だから可愛いとき可愛いがるという雑な育児になったんだろうし、母もそのへんは諦めていた。父は三人の子供が独立するとすぐに介護必要もなく呆気なく死んだ。母は孫のいる生活パート趣味にとエンジョイしている。

小さい頃に子育てを一部経験して良かったなと思ったのは、自分性格を知れたことだった。この経験が無かったら、多分子供を生んでいた私は虐待していただろう。今は独り身でほそぼそと暮らしている。家庭を持った弟妹に疎まれながら生きている。

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