2018-12-14

[]パワーカップル

1980年代アメリカで使われはじめた言葉で、「恋愛ドラマの主役のような誰もが憧れる素晴らしいカップル」を指す。

英語では「スーパーカップル」とも呼ばれ、典型的には「セレブ同士の結婚」や「有名芸能人同士の結婚」がそうみなされることが多い。

スーパーカップルに比べるとパワーカップルのほうがやや社会的地位評価されているかもしれない。

以下は2012年芸能ニュース

スーザンさんは夫ロバート映画プロデュースを4本以上手がけており、2人はビジネスでのパートナーシップと、プライベートライフを見事に両立している、数少ないハリウッドパワーカップルだと言える。

http://japan.techinsight.jp/2012/02/07braune_robert_downey_jr_baby_bo.html

3人の養子と3人の実子を育ててきたハリウッドきっての“パワーカップル”と言われてきたブラッド・ピット(48)とアンジェリーナ・ジョリー(36)が、ついに婚約したことを今月14日に発表した。

https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120424/enn1204240720002-n1.htm

それが日本では、2013年新書夫婦格差社会』によって、「高学歴・高所得共働き夫婦」を指す言葉として広まる。

「昔は夫が働けば妻は専業主婦となったが、今は夫が高収入でも妻は仕事をやめないので収入ますます増え、ウィークカップルとの貧富の差が広がっている」という趣旨で、

この時点では年収などに明確な基準はないし、「勝ち組カップルが羨ましい」というような論調でもない。

高収入共働きカップル」という定義が先にあり、その後、各自がそれぞれに「自分が思う高収入とはこのあたり」と基準を示していったわけだ。

たとえば2015年野村総研『なぜ、日本人の金融行動がこれから大きく変わるのか?』では、

20~50代の共働き夫婦で合計年収1千万円以上の「パワーカップル

2017年のニッセイ基礎研究所定義では、

夫婦ともに年収700万円超の世帯を「パワーカップル」(全体の0.5%)

2018年の三菱総合研究所定義では、

パワーカップル」は共働きで、夫の年収が600万円以上、妻が400万円以上で世帯年収が1千万円以上の夫婦を指す。(全世帯に占める割合は1%程度)

といった塩梅なので、必ずしも「徐々に基準が下がっている」というわけではないし、

年収1000万以上の共働きカップルでも1%しかいないのだから、いずれにせよ超マイノリティには違いない。

  • 年収1000万以上の共働きカップルでも1%しかいないのだから えーそんなに少ないか? 「両方1000万以上」ならそうだろうけど、「合算の世帯年収が1000万以上」がそれしかいないとは思え...

    • 文句なら三菱総研に言ってくれ。 https://www.sankei.com/life/news/181115/lif1811150011-n1.html

    • 思うに増田は「男性の年収が1000万以上、女性の年収がゼロ」なども勘定に入れているのでは。 パワーカップルという概念は「共働き」であることが重要なので、 三菱総研も「夫の年収...

      • 夫の年収が600万円以上、妻が400万円以上 夫700万妻300万じゃ駄目なのか。 夫1000万妻育休中(復帰したら400万以上確実)も除外? すげーピンポイントだな

    • 東京が世界の中心ではないぞ 世帯平均所得(年収にあらず)は560.2万円 by 厚生労働省 田舎じゃ持ち家や畑持ち家や兄弟たくさんなら上々だけど 東京じゃ、ああ、うん、そう、って感じ

  • 今年俺が書いた増田を自薦していきます。 昔のアニメが復活する周期について anond:20180201191602 wikipediaの「Category:xxxx年のテレビアニメ」を一年ずつ眺めていくと面白いですよ。 ちなみ...

  • 俺の実家パワカじゃん 俺はパワーキッズや❗

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