落合氏は高名なコンピューター技術者でメディア露出も多いことから、同様の状況の親たちへの励みになればと写真を公開することにしたらしい。
これについて、まあ当然というべきか、外野がいちゃもんをつけているというのが現状ですな。
曰く、子供の写真を当人に断りなく世界中に発信するのはいかがなものか、しかも先天性の奇形を晒すのはいかがなもんかと、まあそんなところでしょう。
この手のいちゃもんがつくのは自然現象に近くて、梅雨に雨の日が少ないと夏に水不足になる、みたいなもんで
あるいはおいしいブドウを皿に盛っておくといつの間にか小虫がたかる、みたいなもんで、まあ話題のあるところには当然生じるし、ある程度避けられないと思う。
かくいう私もその虫の1匹に過ぎないんですが、まあ聞いてくだされ。
今回のはよくなかったね。
何がよくなかったって、写真公開するのは息子が成人したあとでもよかったはずなのに、勇み足でわざわざ公表したことについて、よくなかったと思う次第。
だってこの後ご子息が真っ当に成長する保証はどこにもない。今時お医者さんに行けば口蓋裂なんてなかったみたいにきれいに治してくれるけど、まだ治療が完了してもいないうちから公開する必要はなかった。治療が終わって、きれいにしてもらって、健やかに大きくなって、それからご子息本人にこれこれこういう理由で赤ちゃんの頃の写真を公開したいいんだがいいかな?って確認を取ってからでも遅くなかったはずだ。
そうしなかったってのはやっぱり、自身のために公表したかったんだって思っちゃいますよ。なんだか知らんけど。
あるいは競合する第三者に手柄を取られる前に自分の権利を主張しておくという習慣なのかもしれないけれど、とりあえず現時点で公開して得する人はほとんどいないだろう。
しかもそのことを氏がわかってないはずがないんだよね。めちゃめちゃ優秀な方だからね。
かくいう私の姉も口蓋裂で生まれてきた。母は東奔西走してお医者を見つけてきて、姉を治してもらった。今から50年以上前のことだ。奇形に対する偏見も相当なものだったろうにすごいことだ。
甲斐あって姉は今も元気にしているし、完全に健常人だ。見た目にもほぼまともで、口蓋裂でしたと言われなければわからないだろう。
だが母は死ぬ間際に姉について「満足に産んでやれなかった」と悔いていた。そんな風に思ってるなんて、私はずっと知らなかった。
今時口蓋裂はきれいに治してもらえる。それでもなかったことにはならない。
私は結婚していないけれども、それは自分の意思で結婚しないことにしたのだけれども、母は私のこともきょうだいに奇形児がいるから結婚できなかったんじゃないかと責任感じていたと思う。
落合氏のご子息はどうだろうか。後から生まれてくる彼のきょうだいはどうだろうか。彼の母親はつらくないだろうか。今後死ぬまでつらくならないだろうか。公表しなければよかったって後から思ったりしないだろうか。
落合氏のやってることは美しいけれども、我々のような人間のためにやってくれているのだけれども、ありがたいと思うのだけれども、心の底から感謝はするのだけれども。
単なる嫉妬ワロタ
これがなんで嫉妬になるのかまるでわからん
うんち
子供が成長したころに、落合氏の影響力がどうなっているか?なんてわかったもんじゃないだろ。 病気や事故で本人が死んでる可能性すらあり得る。 だからこそ、今公開するしかなかっ...
子供が成長したころに落合氏の影響力がなくなってれば、ことさら子供の事が話題にされる事も無かったのにな。
遅くなかったはずだ。 いやだいぶ遅くない?