2016-11-24

[]二人の増田

聖騎士増田

「・・・刻々と高まる下腹部の便意を抑えきれないようだな・・・?」

暗黒騎士増田

所詮ブクマム人は我々とは違い劣等民族からな。彼らには少々重湯がすぎたということだ。」

聖騎士増田

「薬で人体を縛り付ける、そうした西洋医学のやり方に問題がある、・・・そうは思わないのか?」

暗黒騎士増田

「縛り付けた覚えなどないな。彼らは薬でコントロールされることを望んだのだ。」

聖騎士増田

「望んだだと?」

暗黒騎士増田

「そうだ。・・・世の中を見渡してみろ。どれだけの人間自分だけの肉体で排便を成し遂げるというのだ?

 自らの手を汚し、リスクを背負い、そして自分の足だけで埋めていく・・・。

 そんな奴がどれだけこの世の中にいるというのだ?」

聖騎士増田

「・・・・・・・・・。」

暗黒騎士増田

「・・・貴公らの活動を思い出してみよ。貴公らがエントリーを流し、名声を懸けて守ったブクマ民はどうだ?

 自分の身を安全場所におきながら勝手なことばかり言っていたのではないのか?」

聖騎士増田

「彼らは自分生活を維持するだけで精一杯だったのだ・・・。」

暗黒騎士増田

「いや、違う。傍観者でいるほうが楽なのだ弱者から不平を言うのではない。

 うんこをこぼしたくないからこそ傍観者立場に身を置くのだ。彼らは望んで『傍観者』になるのだよ。」

聖騎士増田

「ばかな・・・。人には自分の排便を決定する権利がある。自由があるのだ!」

暗黒騎士増田

「わからぬか!本当の排便とは誰かに与えてもらうものではない。

 自分で勝ち取るものだ。しかブクマ民は自分以外にそれを求める。

 自分では何もしないくせにブコメだけは主張する。

 漏らした増田の登場を今か、今かと待っているくせに、自分がその漏らした増田になろうとはしない。

 それがブクマ民だっ!」

聖騎士増田

「人はそこまで怠惰動物じゃない。ただ、我々ほど括約筋が緩くないだけだ。」

暗黒騎士増田

「・・・聖騎士増田よ、貴公純粋すぎる。はてな民自分の夢を求めてはならない。生産者は与えるだけでよい。」

聖騎士増田

「何を与えるというのだ?」

暗黒騎士増田

便秘になるという特権をだっ!」

聖騎士増田

「ばかなことを!」

暗黒騎士増田

「人は生まれながらにして深い業を背負った生き物だ。

 排泄という快楽の為に他人を平気で犠牲にする・・・。

 より楽な排泄を望み、そのためなら人を締め出すことだっていとわない。

 しかし、そうした者でも罪悪感を感じることはできる。彼らは思う・・・、これは自分のせいじゃない。

 生理現象のせいだ、と。

 ならば、我々が乱れた生理を正そうではないか。秩序ある腸内環境にしてやろう。

 スターをむさぼることしかきぬ愚民にはふさわしい役目を与えてやろう。

 すべては我々が管理するのだ!」

聖騎士増田

「意にそぐわぬしいたけをしいたげることが管理なのか!」

暗黒騎士増田

しいたけているのではない。

 我々は病におかされた腸内環境からその病因を取り除こうとしているにすぎん。

 他組織に影響を及ぼす前に悪質な繊毛運動排除されねばならぬのだ!」

聖騎士増田

社会に自浄作用が備わっているように大腸にもそれを正そうという働きはある!」

暗黒騎士増田

「それを待つというのか?ふふふ・・・貴公は人という動物を信用しすぎている。

 はてな民はより力のある方へ、より安全なほうへ身を寄せるものだ。

 そのためならブクマページを非表示にすることもできる・・・。増田!」

聖騎士増田

「ま、増田・・・!なぜ、君がここに・・・?」

  • タルタロスの言ってる「支配されたがってる民衆」という言葉は正論 全然関係ないけど虐殺のあった場所でHしちゃう主人公と巫女もどうかと思うよ エロいけど

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