2016-10-27

はちまJIN叩きへの違和感

ニンテンドースイッチデマ騒動でまたはちまJIN叩きが盛り上がっているようである

古くからの読者として違和感を表明しておく。

まずあのサイトの源流には2chハード業界板(通称ゲハ)における過剰なハード対立煽りがあることを忘れてはならない。

ゲハにおいては任天堂信者ソニー信者XBOX信者が日夜激しい戦いを繰り広げていた。

些細な発言意図的曲解して煽りに煽ったスレタイデマ拡散するのはゲハにおいては相手陣営を叩くための基本である

これはニュース速報板において「いかに素早く不謹慎ゲススレタイをつけるか」という競争が行われていたのと同様に、

一種2ch名物である

ハード信者が憎しみ合い、相手下品あだ名をつけ、くだらないコピペを作り出し、とにかく敵ハードを叩く。

こいつら、本気でやってるのか・・・と思わせる迫力がそこにはあった。

そのエッセンス抽出して一般人にもわかりやすニュースサイトという体裁に整えたのがまとめサイトとしてのはちまJINである

要するに彼らが演出しているのは「ハード戦争」というエンタメなのだ

しか2chに台頭した嫌儲勢力に叩かれ、転載禁止を名指しされた両サイトは、

炎上煽りポイントソースは依然としてゲハ2chに求めつつも、

ソースツイッターなどから引用したふわっとしたコメント運営側適当コメント

というスタイルに変わり、ゲハ特有のノリがかなり薄まった代わりに、

一般的ニュースサイト然とした佇まいを強めていった。

デザインも洗練され、まるで「ちゃんとしたサイト」みたいになってしまった!

だがやっていることの本質は何も変わっていない。

はちまJINデマ拡散する有害サイトだ!という主張を目にすると、

「そんな基本も抑えずにあのサイト見てるやついるの?」という違和感を感じてしまうのだ。

「よくもまあそんな無難コメントからそんな煽りデマをひねり出したな!」という名人芸を見ているつもりなのに、

真に受けて批判している人を見ると「素人は黙っとれ・・・」という気持ちである

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