2016-09-24

妹の結婚式で圧倒された

披露宴最後の方で「母への手紙」ってあるじゃん

号泣イベントだと思うけど、自分披露宴含め泣いたことなかったけど、妹の「母への手紙」で号泣した。

素直でストレートで「それ言っていいの!?」っていう内容に。

「私はお姉ちゃんと比べて出来の悪い子でした、大学も行かず彼氏も作らず」

これは母の言葉だろう。そういう事をいう人だ。でも若干母親disなっちゃってない?

フリーターになった時に『就職しろ!』と叱咤激励してくれたおかげで…」

結構黒歴史だと思ってたし、プロフィール紹介でも避けてくれていた部分だけど、言ってOKなのね。

こんなスタートで、全部が本音っぽくて、色々と思い当たる節もあって、胸に迫る内容だった。

父が亡くなって、最近母に彼氏が出来て第二の人生スタートしているけど、

その辺にも言及してた。

自分にはとても作れない内容だった。

自分披露宴では、まず普段呼んでる「パパ・ママ」はNGだと本で読んで、そうかとお父さんお母さん呼称にしたんだけど

まぁ全く気にせずパパママで呼んでるし、

フリーターのことや母の彼氏のこと、その他色々と自分にとって「当たり障りがあるかもしれない」内容を

素直な言葉で読んでいた。

私はできなかった。

手紙の内容も本当に思い付かなくて、テンプレ集みたいなのを買ってそれに沿った

当たり障りない内容だったと思う。

そういうものだと思っていた。他の人もそんなもんだろうと。

他人人生は知る由もないけど、妹のエピソードはそれが実際にあったことだと知っているか

すごくリアルで、さらに妹の素直な思いに泣けた。

私は号泣だが、母も出席者も大いに泣いていた。

母は私の手紙をどう思ったんだろうなぁ。

ふだん呼ばない「お母さん」とか言ってるし、内容も小奇麗だしで

うすら寒いと思ったのかな。それも含めてお姉ちゃんっぽいなと思ったかな。

うちは両親の仲が悪くて結構崩壊している家庭だったけど、なんでこんなに素直で屈託なく育ったんだ。

凄すぎた。圧倒されたし、正直打ちのめされた。

自分結婚式トラウマなんだけど、第二のトラウマになりそうな勢いだ。

でもこれ以上ないぐらいにいい式だったし、間違いなく妹は幸せになる。これは大丈夫だ。幸せを掴める人だ。

  • 15年くらい前まで披露宴の会場で仕事をしていた。 毎週土曜日2件、日曜日2件の披露宴をその場で見た。 その仕事は5年くらいやっていたから1000件くらいの披露宴を見たことになると思う...

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