2015-07-08

同級生が死んだ

から一通の電話があった。

増田! 生きてたら良いんや」

突然何を言い出すのかと話を聞くと、実家の近くのよく遊んでた公園学生意識不明の重体になったらしい。

深夜に1つ上の年の先輩と決闘をして病院に運ばれたそうだ。

ニュースを読むと、倒れたのは同い年の学生だった。

その公園に居るということは、場所を考えると中学の頃の同級生しか考えられない。

相手の少年は遊び半分だったなどと言っている。

数日後の続報で、息を引き取ったということと、名前が明かされた。

小学校の頃よく一緒に帰り遊んだ友達だった。

中学になってからほとんど話してはいなかったが、性格はよく知っている。

内気な性格で、決闘をするような人ではない。

小学校の頃、陰湿ものではないものいじめを受けていた。

根は優しいものの、すこし変わったような人だったのでターゲットにされたのだろう。

そして、今回も調子に乗った少年一方的暴行されたのだろう。

もういい年した大人だろう。

いじめを遊び半分だったと言い訳する小学生となんら変わっていない。

急に気分が悪くなってきた。

そんな風に周りの人間を巻き込み命を奪った犯人

”遊び半分だった”などという人殺しの方がこれから生きていくということを考えると本当に気分が悪い。

世の中は理不尽でこうやってバカが生き残っていく。

同じ中学だった同級生と久しぶりにあった。

やはり話題は、この事件のことだ。

俺が「本当残念だった…」と言うと、その友達

『何が?』と返す。

小学校の頃一緒に遊んだ友達が死んだのにその態度は何だと思ったが、冷静になって続く言葉を聞き取った。

『あぁ知らなかったのか 死んだのは俺達の知ってる○○じゃない 最近引っ越してきた同姓同名の他校の生徒』

・・・・・・・・は?そんなことって有るの?

『○○なら先週も△△の家でデュエルしてたぞ』

ひとしきり笑った。

ホッとした。

その後、自分をまた嫌いになった。

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