夫の転職が重なった事は最悪だった。
私がどんなに辛くても彼は
ほとんど家に帰ってこなかった。
夫は賢い人だった。
私が辛いといえば、
資料まで取り寄せてくれた。
彼なりに問題解決しようとして
くれていたことは解っていた。
でも、私がしてほしかったのは
少しでも早く家に帰ってきて
一緒に子供の面倒を見てくれることだった。
私のどうにもならない状況を共感して
傍で立ち向かってほしかった。
でも、夫はそれを頑なに断った。
彼にとっては仕事を変えて、
あり得ない事だった。
それから私は夫に求められても
拒否するようになった。
というより、彼が血の通わない
触られるのが気持ち悪くなった。
その後、彼のポジションが上がると
週に1~2回は娘の面倒を見るために
早く帰って来てくれるようになった。
飲み会もできるようになった。
でも、やはりどうしても
彼に触られるのが気持ち悪くなった
感覚は戻らなかった。
我慢しようとしたが、無理だった。
そんな毎日を繰り返すうちに
彼は私を求めなくなった。
朝、枕元にあった夫の携帯が鳴った。
の後にハートマーク。
朝、夫に携帯鳴ってたよと伝えると、
文面がスパムではないことは明らかだった。
でも、それ以上問いただすことはできなかった。
これを聞けば、またあの殺伐とした
夫が誰かと付き合ってることなんて
どうでも良いことだった。
この週末、夫は私の好きな
私は冷蔵庫の残り物で
彼の好きなカリフラワーの
アーリオオーリオと、
とりとめも無く話した。
ま~ん(笑)
自分の文面に酔ってるんだろうなあ きもち悪いです
この連載って一人でやってるの?