最近のホットエントリーを見ていると、妊娠とマタニティー・ハラスメント関連のものが目立つ。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1342512
・会社にとっては不利益かも知れないけれど、社会にとってはプラスである
・会社は社員を歯車としか見ていないのだから、社員も会社を利用すべき
といったところだろうか。
三つ目の意見に関しては納得がいくし、互いの権利を主張するというフェアな関係性で、それ以上言うことはない。
ただ、2つ目の意見に関しては少しばかりの苛立ちを覚える。
換言すると、自分は痛みを伴わないが、社会のために当事者の周りの社員や会社は痛みに耐えろという話である。
一人子供が生れるとして、その恩恵はどれほど当事者の周辺にもたらされるのだろうか。あるいはどれほど待てばそれは与えられるのだろうか。
20数年後の労働人口の増加が、四半期の決算や、一年ごとの査定あるいは当日の残業時間を考える人達にどれほどの影響をあたえると言うのだろうか。
確かに少子化問題は解決せねばならぬだろうが、社会のためにというのなら、そのための痛みは社会全体で分かち合うべきだろう。
そこで締めに出てくるのは 3人以上子供を産み育てた者 ではなく、子供を産み育てる為に仕事の責任を自分に押し付けた者を一切非難する事なく お決まりの「会社が悪いー」「上司が...