元の文章が相当ひどいのに村上春樹風とか言われて悔しいので自分なりに直してみた。
表情は変わらなかったけれど妻はどうやらショックを受けているようだった。夫である以上、僕にだってそれくらいわかる。
「率直に言って、私はあなたがそんな風に思っているなんて全然知らなかったわ。ねぇ、子供に対してもそうなの?」妻は僕に尋ねた。その声には非難よりも不安が感じられた。
僕はもう一度できるだけ落ち着いた声で「妥協しないと結婚はできないと思う」と言った。
妻は努めて明るく「まあそうね。常に更なる高みを目指すのならば結婚なんてしないものね」と答えた。その声は、ちょうどマクドナルドの店員の声みたいに記号的に聞こえた。
誤解してほしくないのだけれど僕は妻を愛している。多分、ビートルズが世界の人々を愛しているのよりは少し劣ったレヴェルで愛していると思う。ピース。
そして言うまでもないことだけれど、同じぐらい子供も愛している。少なくとも世間の善良な人々に対して声を大にして言うことはできる。「僕は家族を愛している」と。
妻と僕は大学のサークルで出会った。僕の何年にも渡る彼女への地道な(あるいは大掛かりな)アプローチは実を結び、ある夏の夜、正式に僕たちは付き合うことになった。こうしたささやかな成功体験は僕の確かな行動規範となり今も確かな”傷あと”を心に残している。。
今年で付き合い始めてから10年になる。10年、短くない時間だ。
このように僕にとって彼女との結婚はちょうど春の熊のように幸福なものであるし。今でも僕の伴侶として彼女以外はいないと強く信じていることを分かっていただきたい。
「ねぇ、気を悪くしてほしくないんだけど、聞いてくれる?」
もちろんいいよと僕は答えた。妻の願いを聞かない夫なんて、ロバのウンコぐらいの価値しかないのだ。
「恋がしてみたいの」彼女は言った。
それは控えめに言ってかなりショッキングなことだった。”あしか”を飼いたいなら、まだましだったかも知れない。
「じゃぁ僕の存在は何?」と僕はできるだけ優しく尋ねた。
「友達と子供を作るのはおすすめしないな」と僕は笑いながら言うと彼女も微笑んだ。
きっとこうしたことが言い合えるからこそ、僕たちは結婚したのだ。望むと望まずにかかわらずこれが僕達にとっての結婚なのだ。
本当に恋をした相手とだったら、きっと結婚をする前に潰れてしまうだろうなと僕は思った。
もう疲れたゴメン。
と僕は妻に言った。 妻はショックを受けた顔で、「あなたがそんなことを思っているなんて。私に対しても、子供に対してもそう思っていたの?」と聞いた。 僕はもう一度「でも、妥...
元の文章が相当ひどいのに村上春樹風とか言われて悔しいので自分なりに直してみた。 「妥協をしないと結婚は出来ないと思う」と僕は妻に言った。 表情は変わらなかったけれど妻は...
早く外にでて仕事が出来るようになれよ。 結婚はそれからだぞ?キモオタ野郎。
http://anond.hatelabo.jp/20140729234327 なんか傷つけちゃったかな?ごめんね。
妥協にも色々あって、絶対に受け入れたくない妥協を受け入れるしかないのが真の底辺。
一人称僕は駄目だって
妥協という言い方は聞こえが悪いので避けたほうがよかったとおもいますが 恋に妥協しなかったら全員ディズニー的玉の輿になれるのかっていうとなれないのでして むしろ恋を原因にし...
いいこと言ってるね。詩人だね。 まぁ実際、結婚カップルの1/3は離婚するわけだし。 うまく行かなかったら離婚すればいいだけかな。 君も恋をするといいんじゃないか。 もしくはN...
妥協と言うか、それ以上の夢を追うのを諦める、という意味ならその通りじゃないかな。 「もっと自分にあったいい人がいるはず」という幻想を捨てるというのかな。
上司の男がこんな事言い出したら、理屈っぽい風を装った口説きだとしか思わないけどなー。バカにすんなよっていうか、気持ちわるーと思うかも。
と僕は anond:20140729233245 の彼に言いたい…わけじゃないんだけど、自分の結婚生活をどう振り返っても妥協という言葉がしっくりこなかったので少しだけ。 妻は大学の先輩で、どちらか...
君は妥協して結婚した部類じゃないんじゃないか? 幸せそうだが 本当の妥協は私のようなのを言う 相手は借金あり、無職、ブサイク、恋人いない歴=年齢、お風呂入らない、服洗わな...