2014-07-15

例の逮捕の話題を見聞きしていてそういえばと思いだした。

私は今アラサーの女であるが、10代の頃、自分まんこすらまんこと呼べなかった。

何だかとてつもなく恥ずかしい呼称という意識があったし、

もっと小さい頃にはそもそもなんと呼べばいいのかわかっていなかった気がする。

母親はアソコと言っていたと思う。保健の授業ではヴァギナポップティーン的な経験雑誌ではア●コ。

ちんこちんちんちんぽという響きとはごく幼少時から親しむ機会もあったけれど、

対になる単語としてのまんこを知ったのはだいぶ後だったように思う。

今も中学の頃にふざけた男子が授業中に「おまんこ」と叫んだとき空気が忘れがたい。

セックス」と口にすることの数十倍恥ずかしかった記憶がある。

ここ数年の間に、あけすけに自分健康や失敗や体験なんかを話せる友人が何人か出来た。

つの間にか自分性器他人性器も等しくまんこと呼べるようになっていた。

まんこがさ〜ビラビラがさ〜 ああわかるわかる〜 

まんこまんこと呼ぶことで湧いたのは、なんだよ!みんなまんこついてるんじゃん!という感覚である

そりゃみんなについてるものだと頭でわかってはいたけど、

道行く女子スカートの奥になにがあるのか、ほんとに自分と同じもんついてんのかなという実感を持てているか?と自問すれば、

そこはなんとなくボヤ〜としていた。

いや〜みんなついてるよねまんこ。濡れたり濡れなかったり擦れたり黒ずんだり痒かったり何かはみでたりするよね。

自分他人まんこ現実。な〜んだという感じ。

そういう実感と、記事にならぶ女性器の文字とを見比べて、なんだか不思議感覚になってしまった。

元々ついてるもんなのにな。

  • まんこ が広辞苑に載ったのは2008年。 それまでは辞書にすら、書かれない言葉だったんだよねぃ。 この社会における、まんこの扱いが少しずつ変わっているのは間違いないんだけど...

  • 自分の女性器をま○こと呼ぶようになった事が まるで女性性の肯定できるようになった進歩のように語っているのが意味不明だ 実際はまるで逆で 女性の人格を否定し単なるセックスマ...

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